昔から大きな体がコンプレックスで、小学校高学年になる頃には、ダイエットを意識した生活をしていたと思います。
周りは華奢な子が多く、ぽっちゃりしていても背が低く可愛らしかったりなど、自分のように背が高くガッチリした女の子がいなかったこともあり、年齢を重ねるにつれてダイエットや細さ、痩せる事に対する気持ちは強くなっていきました。
食べた文だけ動けばいい!と最初はとても健康的な考えだったと思います。
しかし、思春期の体が大きくなる時期。我慢してもしきれない食欲で、消費カロリーより摂取カロリーのほうが多くなってしまい増えていく体重に毎日一喜一憂しては、体重の増減がその日の私の気分を決めるようになっていました。
そのうち食べなければいいんだと思うようになり、ほとんど食べ物を口にしない生活が続き
痩せはしましたが、不健康な生活から貧血になり体調不良で早退することもありました。
しかし、その頃はそれが当たり前でそのやり方こそが正しいと思っていたので食べなさいと言われることが嫌で、辛く、そうしているうちに人前で何かを口にすることすら難しくなりどうしようもない状態になりました。
それから数年、環境が変わり食事を取れるようになり、痩せる前の体重に戻り、結婚出産を経て今思うことは
ダイエットとは痩せることではなく心も体も合わせて健康的になることだということに気づきました。
何かを食べるとき痩せるかな?太るかな?と思ってしまうのはおかしい事で、消して健康的ではないということ、それがどれだけ自分の心も体も悪くしているのかということに若い頃の無理なダイエットを通して学びました。今は、お腹が空いたら、好きなものを好きなだけ食べる生活を送っています性格。昔のように我慢することがなくなったので暴食することはなく、お腹が減らなければ食べないこともあるので、太りもせず痩せもせず、気持ちのいい生活を送れています。